衛星ラジオ事業者の資産を安く手に入れようとしたDISHの計画をDirecTVの親会社のLiberty Mediaが阻止した。
Siriusは加入者数を増やすことには成功をしているが、赤字を出し続けてきた。2008年に競合のXMと合併する事で、問題から脱出するかに見えた。しかし、景気の不振、特に衛星ラジオの最大の市場である、自動車の不振は大きな打撃を与えた。DISH NetworkのCEO、チャールス・エルゲンは、このSirius XM社の3億ドル分の債務を安く手に入れていた。エルゲンはSirius XM社に会社更生法の適用を受けさせ、そこに投資を行うことでSirius XM社の資産を手に入れる事を企んでいた。
Sirius XM社は衛星に加え、ハイウェーをカバーするための地上リピーター設備を持っている。これを得ることで、DISHは衛星ラジオのサービスを得る事が出来るだけでなく、今後、モバイルTVのサービスを提供していく上でのインフラストラクチャー、それに自動車会社との強い関係を得ることが出来る。
この企みは成功するかと思えたが、土壇場でDISH Networkの最大の競合である、DirecTVの親会社のLiberty Mediaがこれを阻止をした。Liberty MediaはSirius XM社に対して$5.3億の投資をし、Sirius XMの株の40%相当の1250万枚を得ると共に、取締役会の席の40%を得た。
