Amazonがメッシュ・ルーターの会社買収
AmazonはメッシュWiFiルーターの会社、Eeroを買収した。Ereoはメッシュ型のルーターではパイオニア的な会社であるが、Google WiFi、Linksys、Netgearのような著名度は無い。スマートスピーカ、それに音声操作機能を内蔵した家電製品の急速な普及で家中にWiFiが必要
プラットフォームの戦いが激しくなっている。CESでのここ数年の大きな話題は音声操作の戦いである。2017年のCESではAlexaが話題をさらい、昨年はGoogleがAmazonの姿を消すほどに積極的にGoogle Assistantを売り込んだ。今年もGoogleの方が派手であったが、Amazonもブースを持ち、同社の方がコントロール可能なデバイスが豊富である事を示していた。この2社以外に、Apple(Siri)、Samsung(Bixby)等もあるが、存在感は無い。
スマートホーム(それにウェアラブル)はここ数年で大きな進歩があった。音声操作がコントロールの問題を解決し、データをクラウドに上げ、AIで処理する事でインテリジェントが大きくとました。例えば、昨年には宅配便の荷物がドアの前に置かれた事を認識し、それを通知することが出来るドアベルカメラが登場した。
今年はさらにAIの利用が進むかと思っていたが、停滞気味であった。それは、セキュリティーの問題が原因している。ハッキングによるデータの流出、それにサービス事業者によるユーザの承諾無しのデータ利用が話題になり、すべてをクラウドに上げる事に対する懸念が増している。