Nielsenが広告事業に参入

視聴者統計を提供しているNielsenは破綻したSorenson Mediaを$1125万で買収し、スマートTV向けのアドレッサブルな広告挿入の部門を設立した。Nielsenは2年前のGracenote社の買収で、自動コンテンツ認識(ARC)技術を得ている。GracenoteのARCは数多く

CESで見えたトレンド(1)

プラットフォームの戦いが激しくなっている。CESでのここ数年の大きな話題は音声操作の戦いである。2017年のCESではAlexaが話題をさらい、昨年はGoogleがAmazonの姿を消すほどに積極的にGoogle Assistantを売り込んだ。今年もGoogleの方が派手であったが、Amazonもブースを持ち、同社の方がコントロール可能なデバイスが豊富である事を示していた。この2社以外に、Apple(Siri)、Samsung(Bixby)等もあるが、存在感は無い。

CESで見えたトレンド(2)

スマートホーム(それにウェアラブル)はここ数年で大きな進歩があった。音声操作がコントロールの問題を解決し、データをクラウドに上げ、AIで処理する事でインテリジェントが大きくとました。例えば、昨年には宅配便の荷物がドアの前に置かれた事を認識し、それを通知することが出来るドアベルカメラが登場した。

今年はさらにAIの利用が進むかと思っていたが、停滞気味であった。それは、セキュリティーの問題が原因している。ハッキングによるデータの流出、それにサービス事業者によるユーザの承諾無しのデータ利用が話題になり、すべてをクラウドに上げる事に対する懸念が増している。