OTTでのスポーツ視聴
OTTでのスポーツコンテンツの視聴はスマートフォンが見が多い。BrightcoveのQ3 Video Index(http://bit.ly/2MsukTd)によるとBrightcoveのプラットフォームで配信されているスポーツコンテンツの54%はスマートフォンからの視聴である。
2位はコンピュータで40%を占めている(仕事中の視聴であろうか)。しかし、コンピュータでの視聴はQ2では前年期比で5%、Q3では17%も減っている。3位はタブレットで、6%である。タブレットでの視聴は41%増えている。コネクテッドTVでのは1%以下であるが、Q3での視聴は前年から319%増えており、成長率ではトップである。
Rokuの成功
RokuのQ3の売上は前年同期から50%増え、$2.6億であった。売上はストリーミング・プレーヤの販売/ライセンスと、販売された製品(プラットフォーム)からの収入の2つがあり、Rokuの3230万人のアクティブ利用者がベースであるプラットフォーム収入が$1.8億で前年同期から79%の成長をしている。プラットフォーム収入としては、RokuはAVODのRoku Channelを持ち、広告を売っている以外、ストリーミングサービス事業者向けへの広告挿入の事業も行っている。しかし、それだけでは無い。Rokuのホーム画面には大きな広告スペースがあり、Netflix等が新しいコンテンツを広告している。Bloombergによると、この契約料は$100万程度である。また、RokuのリモコンにはNetflix等のサービスへのボタンがあるが、この料金は1台、$1との事である。
ケーブルチャンネルの視聴が大きく減少
OTTビデオ視聴が増え、コードカッティングが進むことで、多チャンネルサービス向けのネットワークの視聴者が大きくと落ちている。視聴者が最も多かったのはFox Newsで257万人(Live + 7日間)で、視聴者は1%増えた。2位はMSNBC(180万人)で、ニュースチャンネルが1位、2位を占めた。3位はEPSN(178万人)で、MSNBC、ESPN共に3%のダウンであった。18~49歳の層ではESPNが73万人で1位、2位はUSA Network(51万人)、3位はTNTとTBSがそれぞれ49万人でタイとなった。
