ここ数年間、スマートホーム、それにウェアラブルはCESの話題の1つであった。しかし、今年のCESでは新たな進歩は見えなかった。ブームは終わりとの意見もあるが、製品は売れている。Strategy Analyticsが2642人を対象行った調査では、54%の人が最低でも1つのスマートホーム製品を持っている。最も保有率が高いのはスマートスピーカーで28%が持っている。2位はインタラクティブなセキュリティーシステム(27%)で、3位はスマート・サーモスタット(21%)となっている。スマートホーム製品が売れ始めたのは6年程度前である事を考えると、良いペースで成長をして来たが、停滞を見せている。
OTTビデオ視聴時間は63%アップ
Convivaの「State of Streaming Report Q4 2019」(http://bit.ly/2vOGG2g)によると、OTTビデオのQ4での視聴時間は世界ベースで前年同期比で58%の増加をした。成長が最も高かったのは、欧州で65%の増加があった。アメリカ大陸は63%の成長をし、アジアでの成長は10%にとどまった。

Conviva
スマートTV接続率は77%
Parks Associatesによると、ブロードバンド世帯の70%はストリーミングビデオ向けのデバイスを持ち、スマートTVは50%の世帯に普及している。インターネットに接続されているスマートTVの率は77%で、2014年の62%から増えているが、まだ23%はその機能がフルに使われていない。
CES: 2020年はNEXTGEN TV開始の年
CESではCTA、NAB、ATS CのCEO達が集まり、ATSC 3.0をベースにした次世代放送サービスのNEXTGEN TVスタートの挨拶が行われた。年内には61の地域でサービスが開始し、CESではSamsung、Sony、LGの3ベンダーからATSC 3.0チューナを内蔵したテレビが20
減っていく放送利用の帯域
放送が利用している周波数帯域が減っている。2017年の競売で放送周波数から84MHzが減っている。FCCは新たにCバンドの競売を2020年の12月に開始する。Cバンドは主に多チャンネル向けネットワークからケーブルTVへ番組を送るのに使われている。FCCの予定では3.7~3.98の280 MH
