COVID-19の影響: ブロードバンドの利用量の増加

家庭に居る人、その時間も増えることで、ブロードバンドの利用が急増している。OpenVaultによると、多くの学校が閉鎖され、ビジネスも在宅勤務を始めた3月10日の家庭での平均ダウンロード量は5.16GBで、それ以前の平均利用量から2倍に増えている。これはOTTビデオの利用が増えたためだけでは

COVID-19の影響: 広告収入は減少

テレビ視聴、それにOTTビデオの視聴が増えているのであれば、広告も増えるはずだが、今回はそうではない。広告料の高いスポーツは、オリンピックを含めて延期になっている。旅行、レストラン等の業界はロックダウンの状況では広告をしても無意味であり、キャンセルをしている。それ以外の業界でも出費を減らすた

WOWがIPTVをテスト

Wide Open West(ブランド名はWOW!)は小規模な通信会社であったが、2001年にベル電話会社のAmeritech(現在はAT&Tの一部)のケーブルTV事業を買収し、中西部のケーブルTV/ブロードバンド事業者になり、その後、Broadstripe、Knology、NuLink等を買収し、規模を大きくしている。WOWはケーブルTV事業者としてはオーバービルダー(既存事業者がある地域での競合事業者)である。現在の加入世帯数はブロードバンドが42,300世帯、ケーブルTVが18,700世帯で、全体顧客数は42,500世帯である。加入世帯の殆どはブロードバンドであり、ケーブルTVへの加入者は44%である。

T-MobileのSprint買収が完了

合併に反対していた州との訴訟に勝ったT-Mobileは4月1日にT-Mobileは$260億のSpring買収を完了させた。反対派のニューヨーク州、カリフォルニア州等はCOVID-19の対応に追われており、控訴の声は出ていないが、カリフォルニア公共事業委員会はこの合併はまだ認めていなく、カリフォルニ州内ではT-MobileとSprintのサービスを統合する事に許さないと表明した。

ミリ波競売のトップ落札者はVerizon

5G向けの47、39、47 GHz帯の競売、オークション103は割当ステージも含め、完了した。落札総額は$75.6億であった。その内、$30.8億がこれまでの帯域利用者に支払われ、アメリカ政府が残りを得る。最も多くの金を使ったのはVerizonのStraight Path Spectrum社