RedboxのFAST向けコンテンツ

SPACとの合併で上場したRedbox(8月号記事参照)は急速にそのFASTサービス向けのコンテンツを増やしている。その一貫として、Lionsgateとのパートナー契約を結んだ。これにより、RedboxはLionsgateの映画、TV番組をFASTで配信する権利を得た。また、逆にRedbox

Zoomがスポーツ配信をテスト

ZoomはNBA等のプレス・コンファレンス等を配信しているが、スポーツライブ中継のテストとして10月2日にNBAのUtah Jazzの練習を世界の約5万人のファンに無料で配信をした。Zoomは2020年11月にデンマークのサッカーチームのAGFの無観客で行われた開幕戦も配信しており、この時は

Nielsenのストリーミング調査

Nielsenはストリーミングビデオの視聴調査のソースとしてSamsungとVizioのスマートTVからのデータを加え、リローンチした。調査にはすでにRoku、Amazon、Hulu等からのデータが含まれており、これでCTVの75%、ストリーミング視聴全体(PC、モバイル、CTV)の78%を

地上波の無許可での再送信

地上波放送を無断でインターネットで再送信していたLocastの裁判での負けが確実になり、同社はサービスを停止した。地上波を無許可で再配信する試みはこれが始めていではない。最初に試されたのはインターネットでの配信はケーブルTVと同等あるとの議論であった。ケーブルTV事業者には地上波の再配信義務(Must Carry)があり、ケーブルTV事業者は局の承諾無しで地域の放送を再配信する事が出来る。インターネットでのビデオ配信もケーブルTVであれば、地上波を再送信出来ることになる。

相次ぐスマートTVへの参入

調査会社のTDGによると、アメリカのコネクテッドTVの利用世帯は停滞し始めている。理由はブロードバンド加入世帯の増加が鈍っているためである。すでに85%の世帯はブロードバンドに加入し、その86%はCTVを利用している。ブロードバンドへの新規加入者は2020年のQ2では135万世帯であったのが、今年のQ2では90万世帯に落ちている。CTV利用者も2015年からでは25%の増加があったが、昨年からでは1.2%しか増えていない。スマートTVに限定すると、Parks Associatesによると普及率はブロードバンド世帯の56%に達している。