RokuとGoogleはYouTubeとYouTube TVのアプリをめぐる契約で揉めており、もしも交渉が決裂すると12月9日にこれらアプリはRokuの新しいユーザが利用出来なくなる。Googleは既存のRokuのユーザはサポートし続けると発表している。争点の1つはGoogleがRokuにAV1コーデックの採用を求めている事で、もう1つは広告のレベニュー・シェアとデータのシェアである。CTVのプラットフォームとしてRokuの広告収入は増えており、eMarketerによるとYouTubeのCTV広告収入は2021年で$25億でHuluの$31億に次ぐ2位である。RokuのCTV広告の売上は$16億で3位である。広告のレベニュー・シェアだけでなく、視聴データのシェアが大きな話題になっている。
Googleの交渉に続き、RokuはAmazonとの交渉をまとめなければならない。交渉の対象はAVODのIMDb TVだが、AmazonはIMDb TVとPrime Videoの契約を一緒にする予定であり、IMDb TVの契約が出来ないと、Prime Videoも失うことになる。YouTubeとPrime Video無しではRokuの利用者は大きくと減るであろう。
RokuのQ3の売上は前年同期比で51%のアップであったが、新規利用者は9月から130万人増えただけである。RokuはRoku内蔵のHisense等からのRoku TVの売上が好調であったことで利用者を増やしていたが、AmazonはFire TV Edition TVに続き、自社ブランドのスマートTVも発売し、10月にはComcastもスマートTVを発表した。さらに、スマートTVでは大手のSamsungはFAST/SVODのSamsung TV Plusで、Roku Channelの競合になっており、Rokuへの各社の挑戦が激しくなてる。
