ComcastはCNBC,National Graphics,StarzのVongo,VerizonのV Cast等のブロードバンド放送サービスの伝送プラットフォームを提供している,シアトルのthePlatform社を買収した。買収金額は未発表であるが,1億ドル前後と推定されている。ComcastもthePlatform社のユーザであり,そのケーブルモデムサービス上で同社の技術を使い「The Fan」と呼ばれるサービスを提供している。
MediaCipherがIPTVをサポート
ケーブル業界で使われている2大コンディショナルアクセス(CAS)の1つである,MotorolaのMediaCipher(もう1つはSAのPowerKey)にIPTVのサポートが加わった。これはケーブルTVのDOCCISチャンネルを使って提供されるビデオコンテンツを対象にした物で,これにより,ケーブルTV事業者はCAS環境をMediaCipherに統一したままで,IPベースのVOD等のサービスを加える事が出来る。
OpenTVがOpenCableに参加
ITVミドルウェアを開発するOpenTVがCableLabsのOpenCableに参加する事を発表した。OpenTVはITV分野で450以上のパテントを持ち,またそのアプリケーションはTime Warner等で採用されている。OpenCableの一部でSTBの標準ミドルウェアとなるOCAP(OpenCable Application Platform)の普及にOpenTVの参加は大きなプラスになる。OpenTVはOCAPのパテントプールにも参加する。OCAPのパテント料金はVia Licensing社が管理し,OCAPを採用したベンダーが支払う,1デバイスあたり,$1.50の料金をパテントプールに参加している会社が分ける。OCAPのパテントにはComcast,Time Warner Cable,Panasonic,Philips,Samsung,Thomson等が関わっている。
PaceがOCAP DVRを発表
CableLabsが発表したばかりのOCAP規格を使ったDVR規格(OC-SP-OCAP-102)を使ったSTBをPaceが発表した。Paceの製品はAlticast社のOCAP 1.0を搭載し,OCAPのミドルウェアベースのDVR機能を提供している。
MotorolaがM-Cardを発表
CableLabsはMotorolaの「M-Card」を認証した事を発表した。M-Cardは双方向,多ストリーム対応のCableCARDである。現在,提供されているCableCARDは単方向であり,これはVOD等のインタラクティブなアプリケーションには対応出来ない。双方向のCableCARDの規格もまとまっているが,これまでの双方向CableCARDは1つのストリームにしか対応していなかったので,ピクチャー・イン・ピクチャーの機能,あるいはDVRでの裏番組の録画等,複数のチューナを使うアプリケーションがサポート出来なかった。米国のケーブルTV事業者が使っているCASはScientific Atlanta,あるいはMotorola製である。SAは4月にそのPowerKEYのM-Cardの認証をすでに受けており,今回,MotorolaがMediaCipherのM-Cardが認められた事で本格的なCableCARD導入の準備は整った事になる。2007年7月より,ケーブルTV事業者はCAS内蔵のSTBを提供する事が禁止される。
