Adelphia買収の許可が下りる

FCCはComcastとTime Warnerによる共同のAdelphia買収を許可した,ComcastとAdelphiaは176億ドルでAdelphiaを買収し,そのケーブルシステムを分け合う。Adelphiaの買収とその契約の一環であるComcastとTime Warner Cableのシステムの交換によりComcastの加入者数は2170万世帯から2300万世帯,TWCは1100万から1400万世帯に増える。TWCはAdelphiaの持つLA周辺のシステムを得ると共に,Comcastからも50万のシステムを得ることで,南カリフォルニア最大のMSOになる。LA周辺におけるTWCのシェアは現在の15%から75%に増え,さらにLA市でのシェアは98%に達する。また,この契約の一環でTime WarnerはComcastが持つTWCの株21%を買い戻すことになる。ComcastはAT&Tブロードバンドを買収した事でTWCの株を得ていた。

FCCはComcastとTime WarnerにAdelphia買収の許可を与える条件として,ComcastとTime Warnerに対してそれぞれの持つ地域スポーツネットワークの放送権を衛星TV事業者等の競合多チャンネル事業者にも提供し,独占提供をする事を禁じた。

NCも州単位のフランチャイズを許可

ノースカロライナ州は同州で電話,ブロードバンド,あるいはケーブルTVサービスを提供する事業者はサービス提供希望地域を州当局に申請し,それぞれの自治体とのフランチャイズ交渉は行わなくて良くする法案を通過させた。ノースカロライナ州では電話会社のBellSouthとEmbarq(Sprintのからのスピンオフ)がIPベースのTVサービスを検討している。

ブロードバンド利用者は5020万

FCCは2005年末におけるブロードバンド回線数は5020万であり,前年より33%成長したと発表した。ケーブルモデムのシェアは56.4%から50.9%に落ちたのに対して,DSLのシェアは36.5%から38.8%へと上昇した。大きくと増えたのは3Gを含む無線ブロードバンドで,そのシェアは2004年の」0.9%から6.2%に増えた。2005年末における光ファイバー回線数はまだ448,196でしか無かった。

AT&TがサンアントニオでU-Verseを開始

AT&Tは7月始めにそのIPTVサービスのU-Verseをテキサス州のサンアントニオで正式にスタートさせた。U-Verseは200以上のチャンネル,それにVODを提供している。HD放送は年内に開始の予定。U-Verseはビデオサービス,3台のSTB(内の1台はDVR),インターネットアクセスを含み,$54ドルからスタートし,$124ドルのパッケージがある。ベーシックなパッケージのインターネットアクセスの速度は下流1.5 Mbps,上流2 Mbpsであるが,最高のパッケージでは下流6 Mbpsの速度が得られる。サービスは基本で3台のSTBを含むが,これらのSTBはネットワークされていない。AT&Tは今年中にSTBをネットワークし,DVRの番組を他の部屋でも見ることが可能にする機能を提供する予定。

DirecTVがEchoStarを買収か

DirecTVがその競合のEchoStarを買収するとの噂が出ている。これが本当であれば,1540万世帯の加入者を持つDirecTVと1220万の加入者を持つEchoStarの大規模な合併になる。合併により加入者2800万世帯規模のComcastを越える他チャネルサービス会社が登場する。しかし,EchoStarのCEOのCharlie Ergenがその会社を売るかは疑問である。また,売るとしてもFCCと司法省の許可が下りるかも疑問である。4年前には逆にEchoStarがHughesからDirecTVを買おうと試みたが,独占禁止法の観点から許可が下りなかった。