IPTV向けCableCARDの開発

Verizonが提供するQAMとIPTVのハイブリッド環境で使えるCableCARDの開発を目標としたグループがAlliance for Telecommunications Industry Solutions(ATIS)内でスタートした。ケーブルTV事業者としてVerizonもCableCARD導入の義務があるが,その導入は2008年7月まで免除されている。ATISのこのグループの目的はこの期日までにIPTVでも導入可能なCableCARDのソルーションを開発する事と,2008年12月までにダウンロード可能なCAS(DCAS)を開発する事である。ケーブルTV業界ではComcast,Time Warner Cable,Coxの3社が作ったジョイントベンチャーのPolyCipherがDCASの開発を行っている。

MotorolaのMPEG-4 IRD

先月のThe Compassの記事の様にケーブルTV事業者への番組の配信をMPEG-4に移行する事を計画するネットワークが増えている。MEPG-4対応のSTBを使っていない,殆どのケーブルTV事業者はMPEG-4をMPEG-2に変換して放送する必要がある。MotorolaはMPEG-4を受信し,同時にMPEG-2にトランスコード可能なインテグレーテッド・レシーバー/デコーダー(IRD),DSR-6050, 6010を発表した。DSR-6050はMPEG-4の衛星配信を受信し,事業者が設定してレートのMEPG-2に自動トランスコードする。DSR-6010はさらにMPEG-4のHDをMPEG-2のSD放送に変換する事が出来る。トランスコードは画質の劣化が問題だが,26チャンネルのHDをMPEG-4で放送予定のHBOはDSR-6050の利用を推奨している。

WidevineがCableCARDを発表

Charter Venture,Cisco Systems等が投資をしているスタートアップのWidevide TechnologiesはケーブルTV事業者向けにCableCARDを発表した。Widevine社のCableCARDはMotorola,Scientific Atlantaが提供する製品の半額と言う。Motorola,SAのCableCARDの価格は$50~$100と言われている。WidevineのCableCARDを使うには同社のコンディショナル・アクセス(CAS)を採用する必要がある。WidevineのCableCARDソルーションはケーブルTVだけでなく,Verizonが設立したAlliance for Telecommunications Industry Solutions(ATIS)が求めるFiOS TVで採用されているQAMとIPのハイブリッドのシステムにも対応出来る。Widevineはまた,ダウンローダブルCASのソルーションも開発しており,そのCableCARDはDCASにも対応可能と発表している。

IntelがMoCAに加入

Intelは同軸ケーブル上でIP通信を行う規格をまとめているMoCA(Multimedia over Coax Alliance)にコントリビュータとして加入する事を発表した。Intelは最近ケーブルTV関連の開発に力を入れ始め取り,Cable LabsからOCAPのライセンスを受けている。Intelは2年以内にデジタルケーブルSTB向けのICソルーションを提供すると発表している。