Nielsenのクロス・メディア視聴調査

テレビ放送の視聴者が減り、デジタルとストリーミングでの広告が増えることで、クロス・メディアの視聴調査への要求がさらに増しているなか、Nielsenは2022年のQ4からNielsen ONEと呼ばれるクロス・メディアの調査を開始する。Nielsenによると、2020年の3月から8月の間にアメリカの成人は12.2兆時間をデジタル、11.1兆時間を放送、2.8兆時間をストリーミングに使った。Nielsen ONEは2022年Q4に開始だが、段階的にモジュールが加わり、全てが提供になるのは2024年の予定。既存の視聴調査も最低で2024年までは平行で提供される。Nielsen ONEは端末が提供するビッグデータを使うが、現在と同じパネル調査も残し、12万人のパネル参加者と7万人のPeople Meter(携帯可能な音声認識デバイスで屋外視聴も計れる)利用者からはテレビ視聴に加え、コンピュータ、モバイル端末等での視聴も報告する。Nielsen ONEでの大きな変化は、C3、C7等のタイムシフトでの視聴統計が無くなり、広告のインプレッションベースの測定になり、どの広告をいつ視聴したかが秒単位で分かり、インプレッションの重複も考慮することが可能になる。