Hillcrest LabはComcastのハイブリッドSTBのRDK(Reference Design Kit)のライセンスを得て、ケーブルTV市場にカムバックする準備をしている。HillcrestはLG、Roku、それにIntelの未公開のSTBで採用されているモーション・コントロールの技術で知られているが、元はスマートTVのプラットフォーム開発で始まっている。Hillcrestは2001年に設立された会社で、HoME(Home Media Environment)と呼ばれるTV向けのOSの開発をしていた。まだスマートTVと言う言葉もない時で、HoMEは失敗したが、そのインタフェース操作の為のモーション・コントロール技術をSTBのリモコンとしてケーブルTV事業者に売り込もうとした。しかし、ケーブルTV事業者に物を売り込むのは容易ではなく、閉鎖されているSTBへの機能追加も大変な事で、この計画も失敗した。結局、HillcrestはメディアセンターPC向けのコントローラとしてLoop TVを発表し、その技術をライセンスする事で生存してきた。
Hillcrestは、ケーブルTVのインタフェースも高度化しており、既存のリモコンでは簡単に操作が出来なくなっており、モーション・コントロールの需要が高まっているだけでなく、ComcastのRDKはSTBとのインテグレーションを容易にし、再参入の機会があると考えている。
