Google Fiberは、新たにミズーリ州側のカンザスシティーの北にあるグラッドストーン市でもサービスを提供する。すでにカンザス州側のシャウニー市、それにミズーリ側にグラッドストーン市でも建設許可を得ている。すでにケーブルTVサービスがある地域で新たにサービスを提供するのはGoogleが最初ではない。ケーブルTVがすでに提供されている地域で競合するサービスをする事業者はオーバービルダーと呼ばれ、1990年代からRCN、Knology等の会社がトリプルプレーのサービスを行なっている。これら事業者は、既存のサービスより高度な物を提供してきたが、大きな成功はしていない。
これまでのオーバービルダーとGoogle Fiberの大きな違いはその規模である。RCN等は、Googleの様な資金も、ブランド力も無い。資金も重要だが、既存のComcast、Time Warner Cable、AT&T等の会社と競合するには、ブランド力も大きな影響を持つ。Comcastより高度なサービスを、安く提供しても、無名の会社では販売力が無い。
Sanford C. Bernstein & Co.はカンザスシティーにおいて204の世帯に対しての訪問調査を行った。この結果によると、98%はGoogle Fiberが提供されている事を知っていた。52%の家庭はGoogle Fiberに加入する可能性が高いと答えている。52%の家庭が本当にGoogle Fiberに加入する可能性は低いであろうが、98%の知名度は非常に高い。カンザスシティーにおける既存のブロードバンド事業者はTime Warner CableとAT&Tであるが、それぞれが同市でブロードバンドサービスを提供している事を知っているカンザスシティー住民は、多分98%より低いであろう。
