FCCがSTBのアナログ出力停止を許可

FCCは多チャンネルサービスの事業者が、VODサービスの際、デジタルSTBのアナログ出力を停止し、HDMIだけに出力をする事を許可した。この許可は、STBはすべてアナログ出力を持たなければならないと言う規則への例外免除として下された。多チャンネル事業者、それにコンテンツ事業者は、違法コピーの削減のために、デジタルSTBからアナログ出力を取り除く許可を7年前、FCCに求めた。FCCは、この申請を却下するだけでなく、逆に、デジタルSTBを含め、すべてのSTBにはアナログ出力が必要との規制を作った。しかし、この際、FCCはSTBがアナログ主力を停止する機能を持つ事は許可し、この選択可能な出力停止機能(Selectable Output Control – SOC)を使うビジネスモデルが登場した際には、例外的免除を検討することを承諾した。

今回のSOC利用の申請は、映画事業者を代表するMPAA(Motion Picture Association of America)が行った物で、新作映画をDVDでのリリース以前にVODで提供する際、SOCを使うことの許可を求めた。FCCは、DVDリリース以前にVODで映画を提供するサービスは現在存在する物ではなく、また、デジタル環境の視聴者でなければ利用する事が出来ないサービスであり、既存の視聴者の自由を奪い物ではないと、これを許可した。映画会社は、新作をVODで提供する際、VODでのリリースから90日間、あるいはその映画がDVD、Blu-ray、インターネット等の他の媒体で提供されるまで、STBのアナログ出力を停止する機能を使うことが出来る。