ENG(Electronic News Gathering)に使われるBAS(Broadcast Auxiliary Services)のデジタル移行はさらなる遅れが出ている。ENGのデジタル移行はSprint Nextelが放送局に対して移行に必要なデジタル通信機器のコストを支払う事で進められている。Sprint Nextelは公共安全通信との干渉が問題になっているその800 MHz帯域をBASのデジタル化で空く,2 GHz帯域と交換する条件として,BASのデジタル移行の費用を支払うことになっている。しかし, 2007年9月7日に完了の予定であったBASのデジタル移行は、大幅に遅れ、FCCは2008年2月に期限を2009年3月5日に延期した。
しかし、BASのデジタル化はまだ3分の2程度であり、Sprint Nextelは2010年2月までの延期を申請し、FCCはこれを検討する期間として、45日の延期をした。
Sprint Nextelが払う費用はアナログ同等(SD)のデジタル設備であり、HD化のためには放送局が、追加分を支払うことになるが、多くの局はHD器材を導入して、デジタル化が完了した放送局ではニュースのHD化が進められている。しかし、その他の局ではHDはまだ先の事である。
