Dish Networkの技術部門の子会社のEchoStar社は発表をしたばかりの中小ケーブルTV事業者向けのSTBとアウトソーシングサービスから撤退をした。EchoStar社はAriaと呼ばれる中小企業向けのソルーションを発表していた。AriaはケーブルTV事業者に対してコンテンツの配信を行うだけでなく、QAMとIPのハイブリッド型のSTBを使い、VOD、それにクラウドベースのDVRのサービスを提供する予定であった。72万の加入者を持つ、CableOneがAriaを使ったテストを行う予定であった。しかし、2月にCableOneは期日に間に合わなかったとしてEchoStarとの契約を解消していた。
しかし、これでEchoStarのSTB事業計画がすべて無くなった訳ではない。同社はDish向けのSTBを開発する以外に、カナダのExpressVuにもSTBを提供している。さらに、3月にドイツのケーブルTV事業者のUnitymediaと契約もした。同社は、BroadcomとSTB向けのチップにSling技術を統合する事で契約している。多チャンネル事業者は、そのコンテンツをTV以外に提供する方法として、Slingに関心を示している。Time Warner CableはそのDOCSIS 3.0に契約した加入者にはSling Boxを無料で提供している。Sling Boxを提供する事は製品コスト、それにサポート上の負担が多く、Sling機能を内蔵したSTBに対する関心は高い。
EchoStarはまた、5月にイギリスでFreeview向けの500 GB HDDを内蔵したDVRを発表した。EchoStar HDT-610Rの特徴は14ミリと言うその薄さである。
