ComcastはHuluから手を引くか

ComcastのCEO、ブライン・ロジャーズは最近の投資家向けのプレゼンテーションでHuluを素晴らしい会社だと褒めたが、Hulu、あるいはPeacockを優先するかの選択をしなければならない。Peacockの利用者はQ2で5400万人になっているが、その多くはComcastのケーブルTV加入で、無料でサービスを利用している。Q3での利用者数の発表は無く、大した成長は無かったと思われる。Peacockの問題は独占コンテンツが少ないことである。NBCの番組はHuluでも配信されており、Hulu加入者であれば、Peacock無しでも見ることが出来る。Wall Street Journal紙によると、ComcastはHuluとの配信契約を2022年の頭に切る機会がある。もし、切らなかった場合、Comcastは2024年までHuluに番組を提供し続ける必要がある。

Peacockの為にはHuluとのコンテンツ契約は切ったほうが良い。しかし、ComcastはHuluの33%を持っており、2024年まで売ることは出来ない。Comcastは最低でもHuluをDisneyに$275億で売れるが、Huluの価値が増せばそれ以上の金額を得られる。Huluの価値を増すためにはコンテンツを提供する必要があるが、それはPeacockの成長を犠牲にすることになる。PeacockにはNFL、オリンピック、プレミアリーグ等の配信権がある。それを頼りに2024年までHuluに協力するか、あるいHuluを売ることで得られる金を捨てでもPeacockに賭けるかをComcastは決めなければならない。