ComcastはX1プラットフォームで使われているゲートウェイ、XG1の新バージョンの開発を始めている。XG2と呼ばれているこの新ゲートウェイは、XG1と異なり、HDDを内蔵していなく、クラウドDVR専用になる様だ。また、HEVC/H.265を採用しており、4Kに対応している。XG1はPaceとArrisが製造しているが、XG2の開発にはCiscoも加わっている。Comcastの採用してきたSTBはArris(Motorola)製が多いが、Comcastの買収が予定されているTime Warner CableはCiscoのSTBを使ってきた。
Comcastはまた、X1で音声型のインタフェースを導入した。X1は以前からコマンドを音声入力する機能を提供してきたが、今回のインタフェースは難視者向けで、番組表を等を読み上げてくれる。機能はすべてクラウドで提供されているので、STBのアップグレードは必要なく、リモコンボタン操作でけで、音声インタフェースの利用が可能になる。
X1の評判は高く、ComcastはX1利用者のチャーンは既存STB利用者より20%少ないと語っている。しかし、クラウドベースのソリューションにも問題がある。クラウドでトラブルが起きると、すべてのX1が使えなく成ってしまう。これまでのSTBではトラブルはヘッドエンドの範囲で、広範囲での障害はまれであった。しかし、X1ではクラウド側に問題があると、すべてのX1が使えなくなる。Comcastはこれまでに数回、広範囲なX1のトラブルを起こしている。
