FCCのメディア局はComcastが提出したCableCARDの導入免除の申請を却下した。ComcastはローエンドのフルデジタルSTBであるMotorola DCT700,Scientific Atlanta Explorer 940,Pace Micro DC501pに対して2007年7月から導入されるCAS切り離し規制を免除するようにFCCに求めていた。2007年よりケーブルTV事業者が提供するSTBにCASを内蔵する事は禁止になり,CASをPCカードに入れたCableCARDの導入が義務化される。ComcastはローエンドのSTBに対してもCableCARDを義務化する事は値上げの原因になるとして免除を求めていた。
FCCはComcastの申請を却下したが,BendBroadbandからの同様な申請は条件付きで許可した。BendBroadbandはフルデジタルシステムへの移行の間,CableCARDベースのSTBの導入の延期を求めていた。これに対して,FCCはBendBroadbandがデジタル化の移行を2008年までに完全に完了することを条件にCableCARDベースのSTBの導入延期を認めた。
また,FCCはCablevisionの免除も許可した。CablevisionはCASにNDS Group製のスマートカードを採用しており,CableCARDに代わり,このソルーションを使い続ける事を求めていた。スマートカードのCASのコンディショナルアクセスのロジックの殆どはSTB内にあり,正式にはCASの切り離しにはなっていないが,FCCはCableCARD,あるいは開発中のDCAS(ダウンロード可能なソフトウェアベースのCAS)の採用を2009年7月1日まで延期する事を許可した。
