ComcastがSDVの採用を決定

Time Warner Cable、Cox Communications等は、帯域の有効利用のためにSDV(Switched Digital Video)をすでに導入しているが、ComcastもSDVを導入する事をFCCに申請した。SDVは、視聴者の少ないチャンネルは常に流さずに、チャンネルが切り替えられた時だけに伝送路を使うことで、チャンネル容量を有効に使うことが出来る。通常のデジタルSTBはSDVに対応可能であるので、STBの交換無しで導入出来るメリットがある。しかし、単方向のCableCARDはSDVに対応していないので、単方向のCableCARDを採用しているデジタルTV、あるいはTiVoではSDVで提供されるチャンネルは見ることが出来ない。Comcastはこれら単方向のCableCARDを使っているユーザには無料で、SDVを視聴可能にするチューニングアダプターを提供すると約束している。

SDVの導入を進めているTime Warmer Cable(TWC)はそのニューヨークシステムでもSDVを導入を開始し、7月中にはニューヨークシステム全体で、SDVの導入が完了する。TWCはニューヨークでは200チャンネル以上をSDVで流す。単方向CableCARDのユーザには無償で、チューニングアダプターを提供する。

SDVの導入は単方向CableCARDを採用したDVRの設置があるTiVoに影響を与えることになる。TiVoはチューニング・アダプターではなく、IPバックチャンネルで単方向CableCARDへの対応をする事を望んでおり、FCCに嘆願をしている。TiVoはチューニング・アダプターは1つ$125で、TWCはその為に200万ドルを使っているが、IPバックチャンネルに必要なSDVプロキシ・サーバーは。1つのシステムに$15,000の投資で導入可能だとしている。これに対して、CiscoはTiVoはIPバックチャンネルの複雑性がもたらすをコストを計算していないと反論している。