CES: 2020年はNEXTGEN TV開始の年

CESではCTA、NAB、ATS CのCEO達が集まり、ATSC 3.0をベースにした次世代放送サービスのNEXTGEN TVスタートの挨拶が行われた。年内には61の地域でサービスが開始し、CESではSamsung、Sony、LGの3ベンダーからATSC 3.0チューナを内蔵したテレビが20モデルが発表された。しかし、知名度は低く、CESでNEXTGEN TVは話題にはなっていなかった。NEXTGEN TVを進めているのは放送局会社であり、これまでのフォーカスは出来るだけ短時間で規格化を行い、サービス開始に持っていく事であり、そのマーケティングは二の次であった。NEXTGEN TVを推し進めているSinclair、Nexstar等の放送局会社はDisney、Comcast、AT&T等のように大きな会社ではなく資源は限られているし、技術的な魅力でもNEXTGEN TVは5Gに負けている。サービスを開始するための材料はほぼ揃っており、プロモーションが今年の大きな課題になる。

NEXTGEN TVには2つのグループが存在した。1つはCox Media、Graham、Gray、Hearst、Meredith、 Nexstar、E.W. Scripps、それにTEGNAがメンバーのPearl TVコンソーシアム、それにSinclairを主体にしたグループである。CESのATSC 3.0のブースでも2つのグループが別れて展示と説明をしていた。しかし、NEXTGEN TVを売り込むのに2つのグループの存在は良くない。SinclairはPearl TVに加入する事を発表した。SinclairはPearl TVよりモバイル放送を意識しており、戦略は異なるかもしれないが、団結出来たことはNEXTGEN TVのプロモーションには大きなメリットがある。