ケーブルSTBのCASを別途CableCARDとして提供する事で、ケーブルTV対応のTV、チューナを市販で買えるようにする事が、CAS内蔵禁止規制の目的であったが、成功していない。FCCが発表したデータでは、2013年第1四半期に市販された製品向けに導入されたCableCARDは4,000台でしかない。これまでに、市販製品向けの導入されたCableCARDの合計は604,000台である。最も導入台数が多いCableCARD対応の製品はTiVoである。しかし、CableCARD対応製品が新たに2つ加わる。
1つは、Ceton社のInfiniTV 6で、これはメディア・センターPC向けのチューナで、PCIカードのInfiniTV 6 PCIeと、イーサネット対応でホームネットワークに接続するInfiniTV 6 ETHの2つのモデルがある。共に、6つのQAMチューナを内蔵している。
もう1つはSamsungのSmart Media Playerで、これはまだ未発表だが、FCCのへの申請で明らかになっている。Samsungの製品は、ケーブルTV向けSTBとNetflix等のOTT-V向けストリーミング・メディア・プレーヤを統合した製品である。TVチューナを搭載した製品にはアナログチューナの搭載も求められているが、この製品にはアナログチューナは無く、FCCへの免除申請が行われている。Samsungは、製品が市販になるかは、FCCの免除のタイミングで決まると語っている。
