昔は何を見るかではなく、テレビを見る事が重要な事であった。人々はテレビの電源を入れ、放送されている中から見る番組を探した。テレビは当たり前になり、チャンネル数は増え、さらにテープ/ディスクでのコンテンツ提供等でビデオ視聴の選択肢が増え、現在ではテレビを見るのではなく、何を見るかが重要になっている。今でも、人々はエンターテイメントを求めテレビの電源を入れ、放送を見始めるが、面白いと思う番組が無ければスイッチを切ってしまう。オンデマンドのエンターテイメントがある現在、面白くない番組を見続ける必要は無い。これは、放送だけの問題ではない。オンデマンドのサービスでも面白いと思う番組がすぐに見つからなければ、人々は違うエンターテイメントのソースを求める。
多チャンネルサービス、あるいはストリーミングサービスでもコンテンツの発見を容易にする事が大きな課題になっている。特に、多チャンネルサービスではこれは大きな問題である。常々、面白い番組を見つける事が出来れば月額$100の価値はあるが、面白い番組が見つからない事が増えれば人々はサービスに不満を持つ。100以上のチャンネルが普通になっている多チャンネルサービスでは、チャンネルのザッピング、あるいは番組一覧で番組を探す事は不可能になっている。
会話型の音声インタフェースを開発しているVeveoがコンテンツ・ディスカバリーに関する調査の結果を発表している(http://corporate.veveo.net/research-tvcontent/)。この915人を対象にした調査によると80%の人は、テレビをつける時点で50%以上の場合、何を見たいかを決めている。
![ImageCapture[11-01-2013-3]](https://www.nsirinc.com/compass/wp-content/uploads/2013/11/ImageCapture11-01-2013-3.jpg)
Veveo
しかし、見たい番組が決まっていてもそれを簡単に探せるかが問題である。番組を探すのにどれほどの時間が掛かっているかは、テレビを見ている時間が少ない人と多い人では大きくと違う。テレビの視聴時間が多い人ほど、番組を探すのに時間を費やしている。
![ImageCapture[11-01-2013-4]](https://www.nsirinc.com/compass/wp-content/uploads/2013/11/ImageCapture11-01-2013-4.jpg)
Veveo
番組が見つからない事でテレビを消すことがあるかと言う質問に対しては、85%があると答え、半分程度は数回以上あると答えている。20%は、テレビを付けても番組が見つからなく消す可能性は半分以上あると答えている。
![ImageCapture[11-01-2013-5]](https://www.nsirinc.com/compass/wp-content/uploads/2013/11/ImageCapture11-01-2013-5.jpg)
Veveo
コンピュータ、タブレット等でストリーミングサービスを利用する場合、キーボードからの入力が出来、検索が容易とのアドバンテージある。また、これらサービスでは視聴経歴等からレコメンデーションを提供し、コンテンツを見つけやすくしている。多チャンネルサービスでもレコメンデーションを提供する方向に進んでいる。しかし、レコメンデーションがすべての解決にはならない。見たい番組が頭に無い場合、レコメンデーションは参考になるが、見たい番組を見つける事の役には立たない。Veveoの調査では75%は、簡単に検索が出来る機能をレコメンデーションのどちらを選ぶかの質問に対して、検索を選んでいる。
![ImageCapture[11-01-2013-6]](https://www.nsirinc.com/compass/wp-content/uploads/2013/11/ImageCapture11-01-2013-6.jpg)
Veveo
