ケーブルとストリーミングの共存

先月号で、ストリーミングメディア・プレーヤによるケーブルTVとの共存のトレンドに関して書いたが、ケーブルTV事業者も自社で提供するSTBからストリーミングされるビデオコンテンツへのアクセスを可能にする事に関心を見せている。Comcastの次世代STBのレファレンス・デザイン(RDK)は、QAMとIPのハイブリッドであり、Pace等のメーカーはComcast RDKに基づき、インターネットのストリーミング・コンテンツも再生可能なSTBを開発している。しかし、このソリューションでは、STBの交換が必要である。Roviは、既存のSTBからでもIPベースのコンテンツへのアクセスを可能にするソリューションを発表した。Roviの製品は、Microsoft Xbox Oneと同様にHDMIで、STBとTVの間に入り、入力切り替えをする事無く、IPベースのコンテンツをTVに表示する事が出来る。この製品は、独自のUIを持ち、インターネットのコンテンツの操作をするだけでなく、STBの操作をする事も出来る。

また、LGもNCTA開催のCable Showで7つのタイプのSTBを展示した。製品はケーブルTV市場を意識したものだが、QAMチューナ、CableCARDは搭載していなく、ComcastのXG1等のIPへのトランスコードが出来るゲートウェイと共に使われる事でケーブルTVとインターネットビデオの共存を可能にしている。製品にはGoogle TVを搭載したIPTV STB、LG独自のNetCastを採用したDLNA対応のSTB、4K対応のSTB等が含まれる。