ComcastがX1を10地域に拡大

Comcastは、IPとのハイブリッド型のX1プラットフォームを10の地域で提供している事を発表した。X1が提供されている地域は、ボストン、アトランタ/オーガスタ(アトランタ)、チャタヌガ(テネシー州)、フィラデルフィア、ニュージャージー、コロラド、サンフランシスコ、サクラメント、それにサンタバーバラ。ComcastはX1を6月末までにそのサービス地域の半分で提供し、年末までには全地域に広げる予定。X1にインタフェースはクラウドベースであり、同社のコロラドの設備から配信されている。EPGの他、Facebook、Pandora、ニュース等のウィジェット、「Last Nine」と呼ばれる9つ前の番組までをリストするアプリ、それにリニアの番組だけでなく、VOD、DVRのコンテンツも検索するアプリ等が提供されている。レコメンデーション機能は、X2と呼ばれている次のバージョンで提供される。X1はPace社製のQAMとIPのハイブリッドSTB上で提供されている。

Comcastは新しいX1の機能として音声コマンドを発表した。この機能を使うのにはiOSデバイスが必要で、「What comedies can I see now?」、「When is the next Giants game?」等の質問に対して、対応する番組のリストを表示する。ComcastはAndroid向けアプリの開発、それにリモコンにこの機能を内蔵する事の検討もしている。X1はクラウドベースであり、コマンドの解析、検索等はSTBでは行われていない。

Comcastはまた、X1のマルチルーム機能の提供を近々開始する。X1は6つのチューナを内蔵し、マルチルームDVRとして子機に録画したビデオを配信する事が出来る。X1の子機としては、RNG150Nと呼ばれているSTBが採用される。RNG150N はPace、Arris、Ciscoが提供している。RNG150Nは、CableCARDを内蔵したSTBで、IPだけの子機ではない。ComcastはXi3と呼ばえるIPだけの子機を開発しており、いずれはこれがRNG150Nをリプレースしていくと思われる。