Cablevisionがヘッドエンドに番組を録画するRS-DVRを開始しているが、他の事業者は大きな関心を示していなかった。RS-DVRは大きなサーバーを必要とするが、各世帯にDVRを設置する必要が無く、コストは下がる。CablevisionはRS-DVRを使ったDVR PlusのサービスをこれまでのDVRと同じ月額$10.95で提供している。STBのコストは下がるが、RS-DVRを提供するには高度なネットワークと設備が必要になる。Cablevisionのシステムはニューヨーク・ニューイングランド地域に固まっており、ネットワークもアップデートされており、その全システムでRD-DVRの導入を進めている。他の事業者の場合、ネットワークが高度化されている一部の地域ではRS-DVRを導入可能だが、全システムで導入する事は出来ない。異なる地域で、異なるサービスを提供する事は、サポート等のコストが増えてしまう可能性もある。
しかし、ケーブルTV事業者は高度なSTBを導入するのではなく、クラウド型のサービスを進める方向に目を向け始め、RS-DVRに対する関心が増えている。マルチルームDVRを提供する場合、高機能なDVRとホームネットワークが必要となるが、RS-DVRであれば、通常のSTBに対してマルチルームDVRと同等の機能を提供する事が出来る。ComcastはCable Showで、小規模なRS-DVRのテストを実施する予定がある事を明らかにした。また、Comcast等に製品を導入しているSeaChangeは、RS-DVRのシステムを発表した。同社は、通常のDVRと比較し、RS-DVRは20%のコスト削減が可能だと語っている。
