Broadcast Internet NPRMに対する反応

FCCはATSC 3.0でのデータキャスティングの促進に向け、規制化を検討するためのNPRM(立法案公告)、「Promoting Broadcast Internet Innovation Through ATSC 3.0」を出している。これに対して、ケーブルTVと衛星放送事業者の団体のATVA(The American Television Alliance)とケーブルTV事業者団体のNCTA – The Internet & Television Associationからのコメントが提出された。ATVAはATSC 3.0での放送を行う局に対して、その主チャンネルではHDによる放送を義務化することを求めている。これは、低画質で名目上の放送を行い、帯域の殆どを通信事業に使うことを出来なくするころが目的である。

NCTAは他局と共同し、Broadcast Internetを行っている場合、それをケーブルTV局に再送信してもらうことは違反となる事に対する確認を求めている。現在の規制では同じ資本下では無い複数の局が共同し、ケーブルTV事業者との再送信交渉をすることを禁じている。Broadcast Internetでは複数の局が共同出来ることをFCCはすでに確認しているが、その場合は現在の規制では、Broadcast Internetで配信しているサービスをケーブルTV局に再送信してもらう交渉は出来なくなるはずである。NCTAはさらに、Broadcast Internetを行う放送局の免許料の見直し、それにBroadcast Internetを行うために主チャンネルの画質を落とすことの禁止も求めている。

NABはFCCに対して、これらの要求は拒否し、ATSC 3.0でのデータキャスティングに対する規制化をしないことを求めている。