FCC: ATSC 3.0移行案を可決

FCC委員はATSC 3.0への移行は放送局が自主的に行う規制案を全員一致で可決した。この案をベースに規制が作られるので、実際の規制が決まるのはまだ先である。基本的にATSC 3.0の採用は自主的であり、義務ではない。ATSC 3.0で放送する局は同時にATSC 2.0での放送を続ける義務がある。新たな放送帯域の割り当てはないので、放送局は同じ地域の他局と契約し、そのサブチャンネルで放送をする事になる。テレビ受像機にATSC 3.0対応のチューナ搭載を義務化するに関しては未定である。

別のFCC関連のニュースで、パイ委員長はバルセロナで開催されたWorld Mobile Congressのスピーチで、FCCがブロードバンド事業者をコモンキャリアとして定義した事は失策であり、無効にする方針であると語った。ウィーラー前委員長はネットワーク中立性規制を確保する為にISPをコモンキャリアとして再定義した。最高裁はFCCにはISPを規制する権限がないと判断しており、ISPはコモンキャリアではないと定義すると、ネットワーク中立性規制も自動的に無効になる。