VerizonがYahooを買収

昨年の$44億ドルでのAOLの買収に続き、Verizonは$48億でYahooを買収した。YahooはVerizonのEVP、Marni Waldenの下で、AOLと統合される。AOLは政治、テクノロジー、娯楽系のコンテンツに強く、Yahooはスポーツ、経済、社会系のニュースで知られており、重複は少ない。AOLとYahooを合わせた広告売上はGoogle、Facebookに続き、ウェブ媒体では第3位になる。YahooのBrightroll広告プラットフォーム、Flurryモバイルアプリの利用分析サービス、Gemini広告ソリューション等は、AOLのプログラマティック広告プラットフォームのAOL Oneを補足する事が出来る。

コンテンツ分野への参入を狙ってきたVerizonにはAOLとYahooは良い買収である。Verizonは特にスポーツに力を入れており、以前からモバイル環境でのスーパーボウルの配信に関してはNFLと独占契約をしている。また、そのモバイル向けOTTサービスのGo90ではNFL、NBAとの契約があり、スポーツに強いYahooを得るメリットは大きい。

しかし、コンテンツを配信するプラットフォーム(アプリ)としてGo90、AOL、Yahooの3つのブランドをいかに使い分けて行くかは課題である。最大の課題はニューヨークベースのAOLとシリコンバレーベースのYahooの統合である。同じ時代のウェブ系の会社であっても東部と西部の会社ではカルチャーが異なり、1つに束ねていく事は容易では無いであろう。