Teletextが終了になる

Teletext放送と通信の融合の元祖とも言える英国のTeletextが2010年1月で終了になる。Teletextはアナログ放送の垂直帰線消去期間を使った文字情報サービスで、1974年に英国でITVはORACLE、BBCはCeefaxの名称で、Teletextのサービスをスタートをした。1993年に新聞社のDaily Mail & General Trust(DMGT)がORACLEをリプレースするサービスとして、Teletextを設立した。Teletextはイギリスの民間チャンネルのITV、Channel 4、Channel 5で放送され、ニュース、天気、スポーツ、映画等の情報を流し、広告で収入を得ている。

Teletextは英国ではポピュラーな情報サービスであった。しかし、インターネット、双方向TVの登場、そしてテレビ放送のデジタル化により、その利用は減少をしていった。Teletextはデジタル地上波プラットフォームのFreeviewでもサービスを行っているが、収入は2003年以来、50%減少している。Teletextはアナログ放送が終了になる2012年までそのサービスを続ける予定であったが、不景気によるさらなる収入の減少から、その予定を2010年1月に早めた。DMGTはFreeviewで放送されているTeletext Holidays、それにインターネットサイトのteletextholidays.co.uk、thisistravel.co.ukのサービスは続けるが、アナログのTeletext、それにFreeview上のその他のサービスは2010年1月で終了すると発表している。

TeletextはOfcomから公共サービスと認定されていたので、放送ライセンス料を支払う必要が無かった。公共サービスとして認定される条件として最低で30ページの全国ニュース、12ページの地域ニュースを義務付けられていたが、採算が合わないとして、この2月に16人をレイオフし、記事制作をPress Associationにアウトソースし、ニュースのページ数を減らした。Ofcomは2014年にTeletextの公共サービス免許を更新しない可能性があると発表していた。

BBCはまだどのCeefaxのサービスを続けているが、アナログ停波と共にフェーズアウトしており、2012年でサービスは終了になる。BBCはそのデジタルプラットフォームの情報サービスではCeefaxの名前は使っていないので、2012年でCeefaxも消えることになる。