先月号に書いたNetflixとVerizonの接続契約を巡る争いが更に大きくとなっている。Netflixはストリーミング速度の向上のためにComcastと直接接続の契約をしたのに続き、Verizonとも契約をした。契約した翌月からComcastのネットワークにおけるNetflixの平均配信速度は大きく向上し、契約効果は明らかであった。しかし、Verizonでは効果ゼロで、4月までで全く向上が無かった。そして7月の発表された6月の結果では何と、5月の1.9 Mbpsからさらに落ち、1.59 Mbpsとなっている。当然ながら、Netflixは起こっている。
これに対して、Verizonは同社の調査結果ではVerizonのネットワーク内では遅延は無く、混雑はVerizonのネットワークと接続している通信事業者の回線で起きていると返答した。Netflixが使っている通信事業者の責任だとし、暗にNetflixとNetflixが使っている通信事業者(Level 3とCogent)が無能である事をほのめかした。これでLevel 3も参戦をする事になった。
Level 3は自社のネットワークでの遅延は無く、問題は同社のネットワークとVerizonのネットワークの接続部分であり、以前からVerizonに対して、接続ポート数を増やすことを求めているが、Verizonは無視をしていると発表した。Level 3のVP of Content and MediaのMark TaylorはVerizonが数千ドルのネットワークカードを買う金にも無いなら、Level 3が購入し、設置してあげても良いとブログに書いている。
Netflixは、AT&Tとも5月に直接接続の契約をしたと発表した。果たして、AT&TでのNetflixの速度は向上するであろうか。

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