ケーブルTVのプログラミング・パッケージに大きな変化をもたらす可能性のあるFamily & Consumer Choice Act of 2007が下院議会に提出された。この法案はケーブルTVには暴力,性的な表現のある番組が多くあり,それらを見たくない世帯も,パッケージとしてそれらのチャンネルに加入し,支払わなければならないことに対する不満から生まれた物である。これまでに,ケーブルTVのサービスはパッケージでは無く,個々のチャンネル毎での選択を可能にするアラカルト・プログラミングをFCCが提案する等の動きがあった。
Family & Consumer Choice ActはケーブルTV事業者に対して3つの選択肢を与える。
- 地上波放送と同様な放送番組の内容に対する規制を受け入れる
- 暴力,性表現の多い番組を外した「ファミリー」パッケージを提供する
- 特定のチャンネルをパッケージから省き,その分料金が下がる,アラカルト・システムを取り入れる
この法案はFCCマーチン会長,Parents Television Council,Consumer Union等の支持を得ている。
ケーブルTV事業者を代表するNCTAは,パッケージで販売する事で多くの視聴世帯が対象になる安い値段で,ネットワーク(コンテンツ)事業者と契約が出来ているのであり,アラカルト方式になれば,契約は加入者単位となり,有料チャンネルと同じようになり,料金は増えると反対している。NCTAは子供に見せたくないチャンネルがあるなら,Vチップでその家庭のTVでは見えないようにすれば良いことであり,新たに法律を作る必要はないと言っている。
