WalmartとMicrosoftが協力

Amazonを共通の敵とするWalmartとMicrosoftが戦略的なアライアンスを組んだ。Walmartは小売りでAmazonと戦っている。当然、WalmartはAWSは使っていなく、そのITベンダー達にもAWSを使わせていない。MicrosoftはクラウドビジネスでAmazonと戦っている。Azureの小売業界での看板クライアントはWhole Foodsであったが、Whole FoodsはAmazonが買収した。WalmartはAzureを採用するだけでなく、MicrosoftのAI等の技術を使い、店舗のエネルギー管理、輸送の効率化等を行っていく。

Amazonとの戦いに勝つためにはWalmartもIT化をする必要があり、Microsoftをパートナーとするメリットは多い。Whole Foodsの買収で、小売業界でのAmazonに対する警戒心は高まっており、Target、Kroger等はAWS利用をストップする事を検討している。Microsoftに取り、良いビジネスチャンスであり、Walmartを看板にする事で、AWSのクライアントを奪う事を狙っている。

Walmartはまた、Prime Videoにも競合する事も計画している。同社は2010年のVudu買収によりTVOD(レンタル)とデジタル販売を行っており、2016年には広告ベースの無料配信のMovie On Usも始めている。来年にはいよいよPrime Videoに対抗するSVODも開始する。この配信は当然、Azureが行うが、Microsoftはより積極的なパートナーとしてこのOTTサービスに加わる可能性もある。