Time Warner CableはフルIPのSTBに対するRFQ(見積依頼)をベンダーに送っている。RFQを送ったベンダー名は公開されていないが、現在のTWCの主要STBベンダーはSamsungとCiscoである。TWCは、4社程度のベンダーを選び、フルIPのSTBの導入は2013年後半からとなる。RFQの内容は不明だが、IP STBはComcastのXI3と同様に宅内でQAMをIPに変換するゲートウェイと一緒に使われるものとなると予想されている。しかし、TWCはタブレット、コンピューター向けにIPでのサイマルキャストも行なっており、IPでの伝送も広げていく可能性もある。RFQでは、ComcastのIP STBのRDK(Reference Design Kit)のライセンスを条件として求めており、TWCもComcastのRDKの採用をする方向で進んでいるようだ。
ComcastのRDKを機会にアメリカのケーブルTV向けSTB市場参入を狙っている会社に韓国のHumaxがある。HumaxすでにComcastのRDKをベースにしたIP STB、それにQAMベースのDTA(Digital Terminal Adapter)を作り、Comcast等の事業者にアピールをしている。現在のHumaxのアメリカでのSTBの事業のほとんどはDirecTVから来ている。
