TiVoは2004年にDBS事業者で,独自にSTBも開発しているEchoStar(サービス名はDISH Network)をDVRに関するパテント侵害で訴えた。これはTiVoの「Time Warp」と呼ばれるライブ番組を一時停止する機能に関わるパテントに関する訴訟で,このほどテキサスの連邦裁判所はEchoStarがTiVoのパテント侵害をしたとし,7390万ドルの支払いを命じた。さらに,TiVoはEchoStarのDVRサービスの差し押さえを求めており,これが認められるとEchoStarに取っては大きな問題となる。また,この訴訟に勝ったことで,TiVoはMSOを含めたDVRサービスを提供する事業者にライセンスを求める事が予想される。
この直後,DirecTVはTiVoとの契約を3年間延期する事を発表した。DirecTVはこれまでTiVoの再販をしていたが,同じ系列のNDS社が開発するDVR製品を採用し,TiVoとの契約は切れるはずであった。DirecTVはTiVoを敵にする事は訴訟に巻き込まれる可能性があると判断したのかは分からないが,引き続きTiVoの製品をサポートし,NDS社の開発したDVR(製造はThomson)と平行してTiVoの製品も販売していく。
