T-Mobileが光ファイバーに参入

無線通信に専念していたT-Mobileは昨年にT-Mobile Fiberサービスを開始し、ニューヨーク市の一部とコロラド州の2地域で光ファイバーを使ったブロードバンド・サービスを始め、現在は13地域でサービスを展開している。さらに、投資会社のEQTとのジョイントベンチャーで光ファイバー事業者のLumos社、それにKKRとJVでMetronet社の買収を予定している。既存事業者とのパートナーシップ、それに買収により、光ファイバー通過世帯を2030年には1200万から1500万に増やす計画を発表している。T-Mobileの光ファイバーへの投資の背景には5Gでの固定ブロードバンドサービスの成功がある。T-Mobileの固定無線ブロードバンド加入世帯の数は 2024年Q2では559万になっている。ブロードバンド加入者を増やすことに成功しているが、固定無線アクセスの加入者を増やすには新たな帯域が必要である。また、無線ではより高速なサービスを提供することは困難で、速度を求める加入者を失っていく可能性もある。T-Mobileによると、一部の地域では新規加入は出来なくなっており、同社のFWAサービスの順番待ちリストに登録されている人は100万人を超えている。より高速なサービスを求める既存ユーザを光ファイバーに移行させることで、帯域を追加することなく、新たなFWAへの加入者を追加して行くことを可能にする。