新しいOTT-Vサービス

多チャンネルネットワークのMTV/Nickelodeon、ダイナミック広告挿入システムのBlack Arrow、NBC、TiVo、それにNetflixの元社員達が作ったNet2TVがPorticoと呼ばれるスマート(コネクテッド)TV向けのOTT-Vサービスを開始した。PorticoはActiveVideo Networkのクラウド技術を使い、広告付きのTV番組をテレビ向けのインターネットで配信する。コンテンツ事業者としては、CBS Interactive、Popular Science、Wall Street Journal等が参加しており、現在対応しているTVはPhilips社製だけである。

YouTubeのAirPlayライクな機能

GoogleはLG、Panasonic、Sony等のスマートTV向けの最新YouTubeアプリにAirPlayライクな機能を追加した。利用者は、Androidフォン(タブレット)でコンテンツを探し、その再生はテレビ画面で行う事が出来る。この機能は、11月にGoogle TV向けに提供が始まっている。また、YouTubeのアプリのユーザインタフェースも新しくなっている。新しいUIは、すでにSonyのPS3、任天堂のWee U、それにBoxee TVで採用されている。Googleは、Samsung、Philips、東芝、シャープ、Vizio等のスマートTVアプリもアップデートして行く。

国際動向: インターネットビデオ

  • イギリスのBTはそのYouViewサービス向けのSTBのにはPace社の製品を使わない事を明らかにした。BTは、BT VisionにPace社製のSTBを使っているが、Pace社製のYouView向け製品は要求を満たすことが出来なかった為、採用をしなかった。BTは現在、YouView対応のSTBにはMumaxを採用している。
  • イギリスのBarnes & Nobleは、そのタブレットのNook向けにUltraViolet対応の映画のデジタル販売を開始した。Barnes &Nobleは、BBC、Sony、HBO、NBCUniversal、Starz、それにWarnerの映画を販売する。

VerizonがVCastから撤退

Verizonは2005年に開始したモバイルビデオサービスのVCastから12月15日に撤退した。VCastは3Gネットワークを使った有料のモバイルビデオサービスでデータ料金、プラス月額$10で、A&E、CBS、Discovery、Fox、MTV、NBC、Nickelodeon等の100以上チャンネルを提供していた。VCastは2005年当時では先端のサービスであったが、スマートフォン、それにNetflix、Hulu Plus等の登場で利用者は減っていた。VerizonはNetflix、Hulu Plus、mSpot等のサイトのビデオを検索するViewdiniの提供は続けられる他、VCastのコンテンツの1つであったNFL Mobileは月額$5で提供が続く。

OMVCがNABに吸収される

デジタル地上波放送を使ったモバイルTVサービスを促進させるために、放送局が共同で設立したOpen Mobile Video Coalitionは、National Broadcaster Association(NAB)にその機能を移行した。OMVCの最後の仕事として、そのTechnology Advisory Groupは放送局向けにモバイル放送によるオンデマンドのコンテンツ配信に関する案内を出版した。モバイルDTVの規格には、配信したコンテンツをモバイル・デバイスで保存し、オンデマンドで再生する機能が含まれている。ニュース、天気等のビデオコンテンツの配信だけでなく、ウェブページ等のデータ配信も可能であり、バス、タクシー等に特化したサービスの提供も可能である。