スーパーボウル視聴者減少

試合が低得点であったことも原因しているであろうが、スーパーボウルの視聴者数は今年も下がった。平均視聴者(分毎の測定の平均)はスポーツバー等の公共での視聴を加えて1.127億人で、昨年の1.182億人から4.8%の減少をしている。パブリックビューイングを除いた全デバイスでの視聴(放送とインターネット)は1.007億人で、昨年の1.034億人より、2.6%低かった。視聴者数のピークは2015年で、1.144億人の視聴者数であった。

ストリーミングでの視聴者数は260万人で、昨年より31%の増加であった。ストリーミング視聴は750万台のデバイスから行われ、合計視聴時間は5.6億時間であった。ストリーミングを除いた放送視聴者数は9820万人で、昨年より3.3%減っている。


Nielsen

ViacomのPluto TV買収

DisneyのSVOD参入発表を皮切りに、WarnerMedia、そしてNBCUniversalとストリーミングサービスの発表が相次いでいる中、ViacomはPluto TVを買収する事を発表した。Pluto TVはOTTビデオサービスだが、無料サービスである。また、オンデマンより、リニア配信を重視したサービスであり、SVODを狙っている他社とは異なる。ViacomはいかにPluto TVを使うのであろうか

複数のSVODへの加入世帯

Ampere AnalyticsによるとアメリカのSVOD加入世帯の内、複数のサービスに加入しているのは2018年Q3で71%に増えている。2016年Q3では59%であった。複数のSVODサービスに加入している世帯の半分以上は3つ、あるいはそれ以上のサービスに加入している。3つSVODに加入しているのは42%、4つ以上は23%であった。SVOD世帯の殆どはNetflixに加入している。3つ以上のSVODサービスに加入している世帯でのNetflix加入率は90%と高い。1つのSVODサービスにしか加入していない世帯でもNetflixのシェアは70%で圧倒的である。2位はAmazon(20%)、3位はHulu(5%)であった。

5G競売: Coxは参加しない

3月14日に開始する5G向けの24 GHz帯域の競売で、FCCはCoxとFrontierが未資格として参加不可能になった事を発表した。Coxは5G競売に参加予定の会社では唯一のケーブルTV事業者であった。Frontierはブロードバンド事業者で、モバイル通信は提供していない。なぜ、FCCがC