Hisenseは1月にCESで発表のあったATSC 3.0対応のテレビの発売を開始した。モデルはU7HとU8Hの2つで、共に55インチから75インチの画面サイズがある。Mini-LEDの55インチのUH8の価格は$1,100で、55インチのUH7は$800となっている。UH7、UH8のどちら
TiVo OSの搭載の最初のTV
TiVoのスマートTV向けOSを搭載する最初のTVベンダーは欧州のVestelになり、製品は2023年に出荷が始まる。TiVoはTVメーカー、それにブロードバンド事業者向けのソリューションに力を入れており、最近、ノルウェイのVewd社を買収した。スマートTVにRoku、Fire TV等を搭載
DisneyとNetflixの広告パートナー
Disney、Netflix共に広告付きSVODサービスを開始するが、スタートラインは全く異なる。Disneyは当然だが、放送広告をよく理解しており、さらに広告付きSVODではパイオニアであり、CTV広告収入ではトップのHuluをもっている。アドテックにも積極的で、2021年にはプログラマティック広告販売プラットフォームのDisney Real-Time Ad Exchange(DRAX)を設立している。Disneyの今年のUpfrontでの契約額はこれまで最高の$90億に達し、その40%はHulu、ABC.com等のストリーミング・サービス向けの広告契約であったと発表されている。
XperiのVewd買収
TiVoの親会社のXperiがスマートTV向けOSを開発しているノルウェーのVewdを$1.09億で買収した。Vewdは元はOperaの一部で、2017年まではOpera TVと呼ばれていた。VewdのTV OSは主に欧州で採用されており、JVC、Hitachi、Telefunken等のブランドで1500万台の設置ベースがある。また、そのスマートTV向けブラウザー等のCTV向けソフトウェアは4.5億台のコネクテッドTV製品に搭載されている。
海外コンテンツの成功
PBSがイギリスの番組を放送している以外では、アメリカのTVネットワークが海外のコンテンツを放送することは稀であった。ヒスパニック向け地上波ネットワークのTelemundoとUnivisionがあり、多チャンネルにはアフロ・アメリカン向けのBlack Entertainment Television等もあるが、主要ネットワークのコンテンツはアメリカで制作された番組で構成されている。Netflix等に海外のコンテンツもあるが、大きな話題になることは無かった。
