CableLabsがeRouter仕様を公開

CableLabsは家庭向けのルーターのeRouter仕様を発表した。これはIPv4とIPv6の両方に対応したDOCSISケーブルモデムのルーター仕様で,すでに発表されているCableHomeのLite版になる。eRouterからはCableHomeにあるファイアウォール,リモートネットワーク構成機能等が省かれている分,低コスト化が可能になる。これにより,MSOはブロードバンドサービスを提供するだけでなく,ホームネットワークのサービスにも参入する事を可能にする。

DirecTVがViivに対応

2006年の初めにDirecTVはそのSTBをViiv対応にすると発表していたが,12月になり,これがやっと本当になった。DirecTVはそのHR20 DVR STB向けにViiv対応のソフトウェアを提供し始めた。このソフトウェアにより,HR20をホームネットワークにつなぎ,Viiv対応のPCで,HR20に蓄積されているコンテンツを見ることが出来るようになる。

MotorolaがTutを買収

Motorola社は3900万ドルでTut Systems社を買収した。Tut Systemsはビデオのエンコーディング,プロセッシング,流通の技術を持ち,IPTV向けのシステムを開発している。Tutの製品はCavalier Telephone,Smart City等の小規模な通信事業者が採用しているが,大手との契約は無い。

BBTの低コストSTB

中小のMSO3社,WinDBreak Cable,Buford Media,それにTele-Meida Broadbandが共同で設立したBeyond Broadband Technology(BBT)がダウンローダブルなCASを採用した低コストのSTBの計画を発表した。BTTもFCCに対して,この製品化が終わるまで,2007年7月からのCableCARD義務化を延期する事を求めている。大手MSOのComcast,Time Warner Cable,Coxの3社が作ったPolycipher社と同様に,BBTもCASの切り離しのためにソフトウェアベースのダウンロード可能なCASを使う。BBTの製品はハイエンドのSTBを狙った物ではなく,ベーシックな低コストSTBであり,エレクトロニックス製品に使われているような外部電源の大きさ程度で,テレビの裏に取り付けつ事を可能にする。BBTは製造の為にR.L. Drake社と契約をしているが,このSTBの仕様はオープンであり,他のベンダーが製造をする事も出来る。BBTのSTBは100ドル以下の値段になると発表されている。BBTはこのSTBの仕様をCableLabsに規格化のために提出する予定。

Philipsのコンテンツ管理サービス

Philipsはインターネット等に流れているビデオの中から著作権上,流通が制限されているビデオを見つけ,その権利者に通知するMediaHedgeと呼ばれるサービスを発表した。Philipsのサービスでユニークな部分はそのビデオ・フィンガープリントの技術である。PhilipsのMediaHedgeはウォーターマークの様にビデオに印を埋め込む必要が無く,ビデオの特徴を解析し,データベース化しておき,そのデータベースとの比較でビデオを見分けることが出来る。元のビデオが短くクリップされていても,音声が変わっていても,あるいは画質が下げられていてもビデオの見分けをする事が出来るとPhilipsは発表している。