Convivaの「State of The Streaming TV Industry Q2 2019 」(http://bit.ly/2KNCHXv)によるとOTTビデオの視聴時間は前年同期比で130%増えた。視聴デバイス別ではコネクテッドTVでの視聴時間は143%増え、1位であった。モバイルでの視聴は109%増で2位、3位は75%増で、コンピュータであった。コンテンツがオンデマンドの場合、成長率は全体で155%で、デバイス別ではそれぞれ、149%、122%、157%であった。ライブでの配信では成長率は93%とオンデマンドより低く、デバイス別ではそれぞれ、133%、86%、19%であった。ビデオ視聴の占めるオンデマンドの比率は2019年Q2では66%で、2018年の59%から増えている。

Conviva
視聴自体全体に占めるデバイス別の割合はコネクテッドTVが55%と半分を超えており、モバイルが23%、コンピュータが14%、その他が8%であった。コネクテッドTVの内訳はRokuでの再生が43%でトップで、2位のFire TV(18%)の2倍以上であった。スマートTVは売れているが、OTTビデオの視聴時間に占める割合では7%以下(Samsungの1%とその他の6%)でしか無い。

Conviva
視聴人口も増えており、Nielsenの「Local Watch Report」(http://bit.ly/2P0ogoo)によると、OTTビデオの視聴者(18歳以上)は2017年では9590万人であったのが2019年5月では1億2420万人に増え、月間平均リーチ率は人口の40%から56%に増えている。一日平均の視聴時間も1時間52分から2時間4分に増えている。OTTビデオ視聴者における既存多チャンネルサービス(ケーブルTVと衛星放送)加入率は2019年5月では69%で、前年同期の72.9%から3.9ポイント減っているが、OTT多チャンネルサービス(vMVPD)への加入率は5.9%から8.3%へと2.4ポイント増えており、多チャンネルサービス加入率全体での減少は1.5ポイントとなっている。地上波のみの世帯はほぼ変わらず、ブロードバンドのみの人が9.6%から11.3%に増えている。

Nielsen
さらに興味深い調査結果として、Hub Entertainment Researchの報告(http://bit.ly/2kqkia2)によるとテレビのデフォルト媒体(テレビを見る時に最初に使う媒体)は多チャンネルサービスが2018年では54%で、インターネットは38%であった。それが2019年では多チャンネルサービスが47%、インターネットが45%でほぼ同位になっており、来年はインターネットがテレビのデフォルト媒体になるであろう。

Hub Entertainment Research
