VerizonはIntelが計画をしていたOTTベースのケーブルTVサービスのOnCueを購入したが、サービス開始はさらに難しくなっている。OnCueのヘッドで買収と共にVerizonに異動した、Erik Huggers氏は急に辞職した。それだけでなく、OnCueのエグゼクティブの最低4人は、Verizonへの異動を拒否したか、異動後に辞職している。VerizonのCEO、Lowell McAdamはJP MorganのGlobal Technology, Media, Telecomコンファレンスにおいて、VerizonがOnCueの技術を使って提供するサービスはオンデマンドのコンテンツ主体で、リニアな放送は僅かになると思える発言をしており、OnCueの最初の構想とはかなり違っている。
これに対し、DISHがOTTで提供しようとしている多チャンネルサービスに対して、Disney系は承諾し、Time WarnerのCEO、Jeff Bewkes氏はこれを支持をすると語っている。OnCueとDISHのサービスでは何が違うか? OnCueは、既存の多チャンネルサービスに対して破壊的な構想であり、多チャンネルサービスで儲けているコンテンツ事業者は消極的であった。DISHのプランは、低価格の多チャンネルサービスへの初心者向けサービスで、既存の多チャンネルサービスから加入者を奪う考えでは無く、多チャンネルサービスに加入していない人を対象にしている様だ。DISHのサービスは家族を狙っているのではなく、個人であり、複数のチャンネルの同時視聴は出来ない。また、Bewkes氏は、既存のサービスへの影響が少ないように、DISHとの契約は加入者数の上限を200万~500万に設定していると語っている。
