NetflixとYouTubeはDIALと呼ばれる、AppleのAirPlayライクなセカンドスクリーン向けのオープン・プロトコルを開発している。Netflix、YouTubeはそれぞれセカンドスクリーン・アプリケーションを開発してきた。Googleは、2010年にYouTubeのリモコンアプリをAndroid向けに提供を開始した。Netflixは昨年の10月にセカンドスクリーンアプリからSonyのPS3上のNetflixアプリケーションの操作を可能にしている。
2社は、オープンなセカンドスクリーン・プロトコルの共同開発を2012年から始めている。DIALはDiscovery and Launchの略で、デバイスの発見とアプリの立ち上げはこのプロトコルの目的である。DIALに対応したセカンドスクリーンのアプリケーションは、同じネットワーク上にあるDIAL対応のファーストスクリーン・デバイスを発見し、そのアプリケーションを立ち上げる事が出来る。Netflixのスマートフォンアプリでは、ビデオを検索し、見たいビデオをPS3上でスタートする事が出来る。しかし、これを可能にするために利用者は、先にPS3上でもNetflixのアプリを立ち上げておく必要がある。DIAL対応であれば、スマートフォン側のNetflixアプリは自動的にTV側のデバイスを発見し、そのNetflixアプリを走らせ、選んだビデオの再生を開始する事が出来る。iOSデバイスではAirPlay対応のApple TV自動的に発見し、再生に必要なURLを送る、あるいはセカンドスクリーンの画面をApple TVにミラー出来る。DIALはデバイスの発見とアプリの遠隔操作機能を持つが、それ上の機能は無く、再生に必要なURLを送る、あるいはコンテンツをミラーする機能は、個々のアプリが提供する。これは意図的な物で、NetflixとYouTubeが考えるセカンドスクリーン機能が全てではなく、オープン性をもたせている。DIALの一部機能はすでにGoogle TVに内蔵されているが、普及をするには他のストリーミング・デバイス、それにスマートTVが対応をして行く必要がある。
