NBCU PeacockはNetflix等と競合しない

ComcastのNBCUniversal社のCEO、スティーブ・バークは同社のOTTビデオサービスのPeacockは既存の多チャンネルサービスのエコシステムを利用し、Comcast、Sky、それにPeacockと契約する他の多チャンネルサービス事業事業者のクライアントには無料のAVODとして提供され、Netflix等のSVODと競合する事無く、短期間で「巡航高度」に達する事が出来ると語った。

問題は他の多チャンネルサービス事業へいかに売り込むか、そして、コードカッティングをした世帯をいかに得るかである。NBCUniversalは2020年オリンピック中継のアメリカでの独占配信権を持っており、それを利用するようだ。これまで、NBCUniversalはオリンピックの全競技をTV Everywhereとして配信してきた。2020年ではこれをPeacockのコンテンツとして、他の多チャンネル事業者がTVEでオリンピックを加入者に見せたければ、Peacockと契約する事を求めると共に、コードカッティングした人にはPeacockに加入することでオリンピックの全競技が見られる事を売り込むようである。CBSNの報道ではNBCUniversalはPeacockをAVODとして無料で提供する方向も真剣に検討している。

バーク氏はまた、NBCUniversalはNBC等のネットワークのコンテンツはPeacockの独占とせず、他のOTTビデオ事業者へのライセンシングを続けるとも発表している。これは、DisneyとのHuluに関する契約にも含まれており、NBCUniversalの番組はHuluでも配信が続く。