MotorolaはCASをSTBから切り離す規制に準拠するソフトウェアベースで,ダウンロード可能なソルーション,Downloadable MediaCipher(DM)の開発を完了したとFCCに対して報告をした。FCCはSTB市場の開放策として,CASを切り離し,STBの小売りを可能にする事を求めており,その一環として2007年7月からケーブルTV事業者がレンタルするSTBからもCASを切り離すことを求めている。そのソルーションとしてCASをPCMCIAカードで提供するCableCARDが開発されているが,コストが高いとして,ケーブルTV事業者は導入を渋って,ダウンローダブルなCAS(DCAS)の開発を行っている。MotorolaのDMは自社のMediaCipherだけでなく,他社のCASにも対応出来る物かは不明である。FCCはDMをCASの切り離しの方法として認めるかの返事はまだしていないが,DMを使ったSTBの出荷が出来るのは2007年末になると思われ,規制が実施される7月には間に合わない。
