IntelのOTT-Vサービス

今年のCESの直前に、IntelがCESに於いてOTTのビデオサービスを開始するとの発表を行うとの噂が流れた。Intelはそのような発表は行わなかったが、噂はデタラメでは無く、Intelは数年前かからその計画は進めてきた。詳細は発表されていないが、Intelは2月にOTT-Vサービスの計画を進めており、2013年中にスタートの予定である事を明らかにした。このサービスはIntel Mediaと呼ばれている部門が進めている。Intel Mediaのジェネラル・マネージャーは、BCCでiPlayerの開発に関わっていたエリック・ハガーズで、他にApple、Google、Netflix等からエグゼクティブが雇っている。

Intel MediaはApple TVを意思している。狙っているのは、Appleと同様にハードウェア(STB)とメディアサービスのバンドルである。AppleのiTunesはオンデマンドだけで、リニアな放送をリプレースするものではないが、Intel Mediaのサービスは「チャンネル」のコンセプトを使い、既存の多チャンネルサービスをリプレースする事を狙っている。しかし、Appleはサブスクリプション型のサービスを無視してきた訳でない。Appleもサブスクリプション型のサービスを提供する為にコンテンツ事業者との交渉はしてきたが、合意に達していない。コンテンツ事業者は既存のビジネス(多チャンネルサービス)を破壊する事を恐れ、OTT-Vで最新のコンテンツを提供するサブスクリプション型のサービスには積極的ではない。Intel Mediaの交渉も容易には進まないと思われる。