Huluをめぐる攻防

DisneyはFox買収でHuluの3分の2を持つようになった。残りの3分の1を持つComcastの株は2024年に市場価格でDisneyから買い取れる契約になっている。DisneyはHuluの経営権を持っているが、Comcastが3分の1を持つ限り、Disney+と統合する等は出来ない。Huluは途中半端な状態であり、Disneyは2024年を待たずにComcastの株を買おうとしている。2019年のDisneyとComcastの契約ではHuluの最低市場価格は$275億となっている。しかし、DisneyのCEO、ボブ・チャペックはストリーミングに対する市場評価は下がっているとFinancial Time紙のインタビューで語っており、2019年の評価より安い値段で交渉したいことを匂わせた。ComcastのCEO、ブライアン・ロバーツはこれに反応し、Goldman SachsのCommunications + Technology ConferenceでHuluは素晴らしい会社で、安くは手放すことはなく、逆にDisneyが売るのであれば、買うことを検討すると発言し、破格でHuluを手放すことは無い姿勢を見せた。証券アナリストはComcastはHuluの価値を$800億と考えていると推測しており、Disneyの評価とは大きな差がある。