有料チャンネルのHBOは映画だけでなく、評判の高いオリジナルドラマも制作しており、有料チャンネルの中では最も視聴者が多い。料金は、月額$15で、HBOだけで、11のチャンネルがある(DirecTVの場合)。しかし、HBOへ加入するには多チャンネルサービスへの加入が必要である。HBOはストリーミングサービスとして、HBO Goを提供しているが、これはTV Everywhereであり、多チャンネルサービスに加入し、HBOに加入している世帯だけが使える。HBOがOTT-Vでサービスを提供し、多チャンネルサービスへの加入無しでする事に対する要望は多い。最近、HBOに対してOTT-Vとしてのサービスの提供を求める、「Take My Money, HBO」と言うサイトが立ち上がった。サイトは、HBOがOTT-Vでサービスを始めた場合、いくら払うかをツィートする事を呼びかけている。これに対し、HBOのTwitterは、そのサポートは嬉しいが、可能性は無いと答えている。多チャンネルサービスと多チャンネルネットワークの関係を切るのは難しい。HBOがもし、OTT-Vを始めたら、多チャンネル事業者はこれを競合とみなし、HBOのプロモーションから手を引くであろう。HBOが多チャンネル事業者のプロモーションを失ったら成功を続けることが難しくなる。多チャンネル事業者のサポートを失う分、料金を上げる事も出来るかもしれないが、OTT-Vのサービスで、月額$20~$30では多くの加入者は得られない。「Take My Money, HBO」の呼びかけに対するツイートでは月額$10~$15との投稿が多いようだ。
