FCCの新委員長はAjit Pai

FCCの新しい委員長にはこれまで委員であったAjit Pai氏が任命された。Pai新委員長は2012年にFCC委員された。委員としてPai氏はネットワーク中立性には反対しており、トランプ大統領の当選が決まった時に「(ネットワーク中立性)の終わりは近い」と語っている。ネットワーク中立性をいかにするかに関しての発表は無いが、ゼロレーティングはネットワーク中立性違反とする報告は撤回された。また、Wheeler前委員長が最後のまで規制化を行おうとしていた多チャンネルサービス STBの標準化(アプリ化)は白紙になり、議論の予定から外されている。

Pai委員長はATSC 3.0の導入を加速化させる予定で、放送局に対して自主的にATSC 3.0での放送を開始する事を年内に可能にする予定である。ATSC 3.0には後方互換性が無いので、放送局はATSC 1.0での放送も続ける必要性がある。ATSC 3.0放送の為に新たな周波数帯域を割当る予定は無い。しかし、同じ地域の2つの局がパートナーとなり、1つの局は両局の放送をATSC 1.0で行ない、もう1つの局はATSC 3.0で行う事を可能にする。多チャンネルサービス事業者に対してはATSC 3.0での再送信義務は無く、またTV受像機へのATSC 3.0対応のチューナ搭載義務も無い。