EricssonがMS Mediaroomを買う

MicrosoftはそのIPTVプラットフォームのMediaroomをEricsonに売却した。Microsoftは、1990年代後半からSTB向けのミドルウェアの開発を始め、2000年にはDirecTVのSTBとしてインターネット機能を持つUltimate TVを開発し、その後、ケーブルTVのミドルウェアとして、Microsoft TV Foundation Editionを開発する。しかし、ケーブルTV、事業者に採用される事無く、この開発は終了し、2007年にMicrosoft TV IPTV EditionがMediaroomとして発表される。MediaroomはIPTV向けSTBのミドルウェアとしては20%以上のシェアを持っており、AT&T U-Verse、Deutsche Telecom、Telefonia、Swisscom等で採用されている。しかし、Mediaroomの貢献度は低く、市場に大きなインパクトは与えていなく、iOS、Androidの様なエコシステムを作るには至っていない。

Microsoftのホーム・エンターテイメント市場はMediaroomではなく、Xbox 360が築いている。Xbox 360はストリーミングメディア・プレーヤとして最も利用されている製品になっている。Microsoftは、MediaroomをEricssonに売り、Xbox 360に専念する事になる。新しいXbox 360は、Google TVの様にHDMIパススルーを採用し、多チャンネルサービスのインタフェースとしても使えるようになると噂されている。